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<強盗致傷容疑>女性運転手のタクシー強奪、少年逮捕 広島(毎日新聞)

 広島県庄原市で、乗車していたタクシーの女性運転手(62)を引きずり降ろしてタクシーを奪ったとして、県警庄原署は8日、住居不定の無職少年(19)を強盗致傷容疑で緊急逮捕した。

 同署によると、少年は同日正午ごろ、広島市南区のJR広島駅南口で、このタクシーに乗車。午後2時50分ごろ、直線距離で約75キロ離れた現場付近まで来たところで「お金を取りに行って来る」と運転手に告げて下車。すぐに戻ってきて運転席から運転手を引きずり出し、タクシーと売上金など約4万円を奪って逃げたという。

 通報を受けた同署が現場から約1.2キロ南の市道でタクシーを発見。現場付近を捜索したところ、通報内容の人相に似た少年の身柄を確保した。

 運転手は腕にすり傷の軽傷。タクシーの料金メーターは約2万円を表示していた。【中里顕】

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未収金対策事業「そもそも論から考える」―長浜厚労副大臣(医療介護CBニュース)

 長浜博行厚生労働副大臣は5月31日、同省内で実施された行政事業レビューに出席し、検討対象になった「医療機関未収金対策支援事業」について、「事業をそもそも論から考える必要がある」と述べ、同事業の廃止を含め抜本的に見直す考えを示した。出席した外部有識者からは、事業を担当している同省医政局が「事業継続」を前提としていることに対し、批判的な意見が相次いだ。


 医療機関未収金対策支援事業は、患者が治療費の自己負担分を支払わずにいるために未収金が生じ、医療機関の経営を圧迫していることに対応するための措置。2009年度に予算額6000万円でスタートした。補助率は、国が半分で、都道府県と事業者がそれぞれ2分の1以内。同年度の実施件数は0件だった。

 同省医政局は行政事業レビューの議論に先立ち、制度を改善するために各都道府県や病院団体から意見聴取したことを説明。同事業への申請がなかった要因として、都道府県に事業負担が課せられたことによる財政上の問題や、事業のPR不足などを挙げた。改善策として今年度から、都道府県の財政事情を踏まえた負担割合の調整を可能にし、4月から同事業の活用を促すPR活動を実施していることなどを強調した。

 この日の議論では、「未収金は大きな問題だが、メリットを受けるはずの病院から申請がない。事業自体に意味がないのではないか」(河野龍太郎・BNPパリバ証券チーフエコノミスト)との声もあった。議論の結果、評価者8人全員が「改革案は不十分」との見解を示し、このうち6人が「直ちに廃止」と結論付けた。


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 自民党の谷垣禎一総裁は28日夜、党本部で記者会見し、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場の移設先を、自民党政権時代にとりまとめた現行案とほぼ同じ沖縄県名護市辺野古周辺としたことについて「まずこれ以外はあるまいと考えていたのは事実だが、沖縄との信頼関係を決定的に崩した」と述べ、内容には一定の評価をしながらも、結論に至るまでの政権の迷走ぶりを批判した。

 今後の対応については「協力できるものもあるかもしれないが、鳩山首相の手でやるのはもはや不可能だ。首相が退陣するか国民に信を問うかが前提だ」と述べ、協力の前提として首相の退陣か衆院を解散し総選挙を行うことを求めた。

 

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知事公用車センチュリー、214万円でネット落札(読売新聞)

 広島県は21日、知事公用車だった大型乗用車「センチュリー」を売却するため、インターネットで行った一般競争入札の結果を発表した。

 落札者は東京都内の法人で、落札価格は予定価格(84万円)の2.5倍の214万円だった。

 県総務課によると、14〜21日に県内外から10件の入札参加があった。同課担当者は「非常にうれしい結果。貴重な財源として活用したい」と話している。

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新幹線車両の部品紛失=パンタグラフの板−JR東日本(時事通信)

 JR東日本は8日、東京発八戸行き東北新幹線「はやて1号」の車両(10両編成)で、架線と接触するパンタグラフの板1枚(重さ約5キロ)が外れ紛失したと発表した。同社が原因を調べている。
 同社によると、外れたのは6号車のパンタグラフの部品で、スリ板体と呼ばれる長さ75センチ、幅7センチ、厚さ1.5センチの板。パンタグラフに板を固定するボルトは4本とも残っていた。板が無くても走行は可能という。
 車両は午前6時56分に東京駅を出発。盛岡駅に停車した際、駅係員が異変に気付き、八戸駅到着後、作業員が臨時点検で見つけた。7日夜の検査で異常はなかったという。車両は新しい板を取り付けて運行し、東北新幹線に運休や遅れはなかった。 

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<口蹄疫>豚にも感染の疑い 国内初 宮崎 範囲も広がる(毎日新聞)

 宮崎県の畜産農家で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が相次いで発生した問題で、農林水産省と県は28日、1例目の都農(つの)町の農家から南西に約70キロ離れた同県えびの市でも感染疑いの強い肉牛が確認されたと発表した。都農、川南両町の半径10キロの移動制限区域に収まっていた感染範囲は拡大する様相を見せ始めた。

 これにより、新たに設定される半径10キロの移動、同20キロの搬出制限区域は、鹿児島、熊本両県の一部にも広がる。28日の県防疫対策本部会議で東国原英夫知事は「最悪の状況になりつつある」と述べ、鹿児島、熊本両県知事にも協力を求めたことを明らかにした。

 宮崎県はえびの市を含む3カ所で新たに感染疑いのある牛と豚を確認したと発表した。このうち、口蹄疫と似た症状を示していた川南町の県畜産試験場川南支場の豚は、動物衛生研究所で遺伝子検査した結果、国内初の豚への感染疑いと確認された。

 また、肥育牛275頭を飼育するえびの市島内の酪農家では、9検体中複数が陽性を示した。さらに1例目の農場の南東3.2キロに位置し、肥育牛1019頭を飼育している川南町の農家では、5検体すべての遺伝子検査で陽性を確認した。

 県はこれら3カ所で飼育されている牛計1294頭、豚486頭すべてを殺処分する。

 口蹄疫は牛、豚などの偶蹄類(ぐうているい)の動物の病気で、人には感染しない。また、感染した肉が市場に出回ることはなく、仮に肉を食しても人体に影響はない。【石田宗久】

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平城遷都1300年祭 和の匠と学者、熱い挑戦実る 困難極めた資料なき復原(産経新聞)

 平城遷都1300年祭の平城宮跡会場(奈良市)で16日、披露された第一次大極殿と遣唐使船。絵図などの資料がまったくないなかでの復原は困難を極めたが、考古学から船舶史学などの学術成果に加え、文化財建築を担う人たちの経験や情熱が支えた。

 ◆技術伝承「良い機会」

 大極殿の復原で宮大工を指揮した瀧川寺社建築(奈良県桜井市)会長の瀧川昭雄さん(76)は「宮大工としての60年の経験を注ぎ込みました」と話した。

 柱の配置さえ明確ではなかった第一次大極殿。薬師寺東塔など同じ時期に建造された文化財を参考に、奈良文化財研究所が導き出した推定イメージが建築様式の基本になったが、内部構造は宮大工に任された。

 瀧川さんは、3代目宮大工。文化財修復の専門職の経験も長く、法隆寺や薬師寺など100カ寺あまりの修復に携わった。くぎを使わずに部材を組み立てる奈良時代と同じ技法を採用。設計図には表れない部分で長年の経験が生かされた。

 復原は、後継の育成の面でも大きいという。約30年前にモンゴルのラマ教寺院を修復した際、現地で技術が途絶え、文化財が放置されているのを目の当たりにし、「日本でも同じ状況になりかねない」と危機感を抱いた瀧川さん。会社では、10代後半の若者を積極的に採用してきた。文化財の復原の仕事はめったにない。「育てる立場として本当にありがたい作業だった」という。

 ◆出土した瓦を基に

 一方、復原された大極殿の屋根に葺(ふ)かれている深みのある黒色の瓦。使用された約10万枚の製法や葺き方を指導したのは、法隆寺や東大寺など多数の歴史遺産の屋根に携わった瓦葺き職人の山本清一さん(77)だ。

 出土した当時の瓦を基に一般的な瓦より約250度高い1150度の高温で焼き締めることで、釉薬(ゆうやく)を使わず独特の色合いを再現しながら雨水をはじく瓦を再現。日本伝統瓦技術保存会長として後継者育成に尽力する山本さんも、約40人の職人が集まった今回の仕事に手応えを感じている。

 ◆遭難の記録から

 遣唐使船の復原を指揮したのは松木哲・神戸商船大名誉教授(83)=船舶史。「遣唐使船を見てみたいという人の興味を封殺してはいけない」との思いだったという。

 具体的な資料がないなかで、助けとなったのは、遭難記録だった。「『嵐で船がまっぷたつに割れ、それぞれに人を乗せて岸に着いた』とあり、真ん中から割れても人間を乗せて数日間浮いていられる構造と分かった」

 大きさは、「続日本紀」に4隻で600人が渡ったと記された人数と、禅宗の修行僧が畳1枚分のスペースで生活することから算定、全長約30メートル、幅約10メートルの船になった。松木教授は「こんな小さな船で唐に渡るのは不安だったはず。それを克服して海を越えた遣唐使たちの思いを感じてもらえたら」と話している。

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水俣病 救済を閣議決定 未認定3万人超対象(毎日新聞)

 政府は16日、国の基準で水俣病と認められていない患者に対する「救済措置の方針」を閣議決定した。昨年成立した水俣病被害者救済特別措置法(特措法)に基づく対応で、裁判に訴えてきた患者団体と国などの間で3月に合意された和解案を踏まえ、一時金や療養手当は同じ額になっている。政府は、水俣病犠牲者慰霊式が行われる5月1日から救済申請の受け付けを始める。

 特措法では、救済対象者を「3年以内に確定する」としており、3万人を上回ると見られる。また、申請の終了時期は明示せず、11年度末の状況をみて決定する。

 救済方針によると、1人当たり一時金210万円▽療養手当(月1万2900〜1万7700円)▽医療費−−が支給される。「水俣病出水の会」(鹿児島県出水市)など患者3団体には活動費などとして「団体加算金」が計31億5000万円支払われる。一時金は原因企業のチッソ(東京)と昭和電工(東京)、療養手当と医療費は水俣病が発症した熊本、鹿児島、新潟3県と国が負担する。ただし、チッソの一時金支払いについては経営状況などを踏まえ、「困難になった場合には国が万全の措置を講じる」ことも決めた。

 このほか、手足の先や全身のしびれなど5症状のうち一つあれば支払いの対象者になりうるとした。ただし、国が指定する地域に、チッソの有機水銀排水が停止した翌年の69年11月までに生まれていたことを原則としている。昭和電工が原因となった新潟水俣病については、66年11月までに生まれた人としている。

 3県は5月以降、未認定患者の検診を実施する。このうち、特措法での救済は3県に設置される「判定検討会」がその診断書を基に対象者かどうかを審査する。これに対し、3月の和解案による救済は原告、被告双方が推薦する医師らでつくる「第三者委員会」が判定する。

 小沢鋭仁環境相は閣議決定後の会見で、「水俣病公式確認から54年、多大な苦痛を強いられた被害者、引き裂かれた地域社会に思いをはせると、行政のあり方を反省し、おわびの気持ちでいっぱいである」と語った。【江口一、足立旬子】

 【ことば】水俣病被害者救済特別措置法 未認定患者の救済対象範囲を拡大しようと、昨年7月に成立した法律で「第2の政治決着」と言われる。原因企業チッソが補償を担当する親会社と、事業を継続する子会社に分社化することも認めている。国の認定基準は感覚障害など複数の条件が必要で、未認定患者には95年に一時金260万円を支払う「政治決着」が図られた。しかし、04年の最高裁判決で国の認定基準より広い救済範囲が示され、認定申請者が急増。新たな対応が必要となり、昨年、当時の与党の自民、公明両党と民主党が特措法制定に動いた。

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 糖尿病などによる体調不良のため昨年9月から活動を休止していた落語家の立川談志さん(74)が13日夜、高座に復帰した。東京・新宿の紀伊国屋ホールで開かれた「立川流落語会」のトリで、毒舌の利いた小噺(こばなし)を交えながら「首提灯(ぢょうちん)」などを約25分演じ、観客の喝采(かっさい)を浴びた。

 だが、その後の会見では落語の出来に不満をあらわにし「声が出にくくなって、とりあえずしゃべってきたという気持ちですね。(この会見は)引退インタビューに近い状況になりかねない」と自嘲(じちょう)気味に語った。

 体調は万全というわけではなく、通院は続けるという。次回は5月4日、東京・よみうりホールで行われる落語会に出演する予定。

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